投資の基本

少子高齢化や人口減少が進んでいく中で、増税や物価上昇、老後の年金など私たちの暮らしをとり巻く環境に不安は尽きません。

しかし、そんな中でも私たちは将来の生活に向けてお金を確保していく必要があります。

最近では、金融庁が掲げる「貯蓄から資産形成へ」という言葉から、資産運用の方法として投資信託に興味を持たれた人も多いのではないでしょうか。

コトリ
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貯蓄から資産形成?
マスター
マスター
そう、将来のために早い段階から、無理のない資金準備を始めていくことも大切です。

投資信託に限らず、株式やFXなどの金融商品では元本が保証されていないため、運用の結果によっては投資したお金が減る可能性もゼロではありません。

身の丈にあった無理のない資産形成を目指すためにも、投資の基本を理解するとともに、投資に充てられるお金がどれくらいあるのか、見直しを行うことが大切です。

投資の基本とお金の使い道を理解して、まずは自分に投資が必要なのか考えていきましょう。

投資を始める前に

資産運用は必要?

ここ数年の大手銀行の普通預金金利は0.001%となっており、仮に100万円を預けた場合、利息は10円ほどしか得られません。

1990年前半の1~3%ほどの金利が適用されていた時代と比較しても、銀行に預けておけばお金が増える時代ではなくなりました。

このような状況の中で、今後行われる増税や年金に対する不安など、将来の生活を考えたときに、少しでも資産を増やしたいと思われる人も多いのではないでしょうか。

こういった不安を少しでも取り除くために、貯蓄から資産形成へと投資信託の運用を検討するのは自然なことです。

将来を見据えて、必要なものには投資をしていく。

そのような考えを持たれたときが、資産運用を始めるベストなタイミングなのかもしれません。

お金の使い道を考える

投資を始める前に、まず自分の持っているお金の使い道を考えてみましょう。

お金の使い道は用途や使う時期によって、大きく3つに分けられます。

  • 日常的に生活で使うお金
  • 将来使う予定があるお金
  • 当分使う予定がないお金

このように、持っているお金を3つの使い道に分けることで、使えるお金と使えないお金が区別できます。

まずは手元にあるお金の使い道を明確にして、当分使う予定がないお金を投資に充ててみることを検討してみましょう。

コトリ
コトリ
確かに。3つに分けることで、投資できるお金がはっきりするね。
マスター
マスター
はい、無理のないように計画的に投資していきましょう。

投資の基礎知識

投資は自己責任

投資信託をはじめとする元本保証のない金融商品に投資する場合には、利益を得ることもあれば損失が出ることもあります。

そのため、投資家は「リスクとリターンをあらかじめ理解した上で、自分に合った金融商品へ投資を行い、どんな結果になろうとも自分で受け止めるという意識を持って、投資と向き合っていかなければなりません。

コトリ
コトリ
お金が増えるときもあれば減るときもある。それが投資なんだね。
マスター
マスター
その通り! 後悔しないためにも、まずは投資する商品をしっかりと理解することが大切です。

リスクとリターンは表裏一体

どのような金融商品にも、程度の差はあるもののリスクとリターンがあります。

一般的にリスクは「損をする・危ない」といったイメージがありますが、資産運用の世界では値動きの振れ幅のことを指します。また、不確実性という意味でも使われます。

リターンは、投資を行うことで得られる損益のことを指します。

リスクとリターンは表裏一体のため、リスクが高いものほどリターンは高く、リスクが低いものほどリターンは低くなる傾向があります。

投資信託は、組み入れる資産によってリスクの大きさも異なるため、それぞれの商品の性質を理解し、自分の目的に合った投資信託を選ぶことが大切です。

また、購入を考えている投資信託が過去にどれだけ値上がりしたか、値下がりしたかを把握しておくことは重要です。

とくに、最も大きな下落の可能性を想定しておくことは、投資金額や資産配分の比率を決めるときに欠かせないポイントになります。

分散投資でリスクを抑える

「卵は1つのかごに盛るな」ということわざをご存じでしょうか?

これは、1つのかごにすべての卵を盛っていた場合、そのかごを落とせばすべての卵が割れてしまいますが、いくつかのかごに分けて卵を盛っていれば、かごの1つを落としてもすべての卵が割れてしまうことは避けられるという意味です。

投資する商品にもよりますが、1つの資産に集中して投資するよりも、地域や種類が異なる資産をいくつも組み合わせて投資するほうが、リスクは分散し安定性が増します。

たとえば、値動きが対照的とされる資産A(株式型投信)と資産B(債券型投信)を組み合わせて投資した場合、資産Aの価格の下落を、資産Bでカバーすることが期待できます。

時間分散でタイミングを逃さない

投資するときは安いときに買って、高いときに売りたいものですが、そのタイミングをとらえることは簡単なことではありません。

そこで、一度にすべてのお金を投資するのではなく、何回かに分けて投資したり、毎月一定の金額を積み立てて投資してみましょう。

時間を分散して投資することによって、高いときに買い過ぎたり、安いときに買い損ねたりすることを避けることが期待できます。

中長期の保有にはメリットがある

市場は、短期間で見ると一時的な要因により大きく変動することがありますが、期間が長くなればなるほど、短期的な相場の動向に左右されにくくなる傾向があります。

また、利益としてすぐに分配金を受け取らず、再投資して資産額に組み入れ続けることで複利効果が期待できます。

複利効果・・・投資中に得た利息を元本に再投資することで、運用資金を大きくしていくことを指します。利息を含まない単利よりも利息を含む複利のほうが、繰り返し再投資していくことで利益は大きくなっていきます。

※投資信託は元本が保証されない商品のため、確実な複利ではありません。

なぜ投資信託なのか?

コトリ
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投資のキホンはわかったけど、なんで投資信託がおすすめなの?
マスター
マスター
投資信託なら初心者でも自然にリスクを分散して投資できるんです。 さらに運用の手間もかかりません。

運用に手間がかからない金融商品

投資とは、利益を得られることを期待してお金を充てることですが、投資対象の専門知識がなければ利益を残すことは難しいでしょう。

投資信託は、自分に合った商品を選ぶための知識は必要となりますが、日々の運用はファンドマネージャーと呼ばれる専門家に代行してもらえるため、投資家自身が相場を確認する必要はありません。

また、たくさんの投資家の資金を1つにまとめて運用を行うため、1人の資金は少なくても世界中の株式や債券、不動産などへ投資ができます。

投資のプロに、少額から幅広い地域の資産で運用をお願いできることは、ほかの投資にはない最大のメリットといえるでしょう。

投資を始める前に まとめ

このページでは、投資を始める前に知っておきたいポイントについて解説しました。

すぐに投資ができないと思っている人も、まずは自分のお金の使い道を整理して現実的な投資のイメージをつくってみてはいかがでしょうか。

当サイトの入門講座では、投資信託を運用するために必要な流れ(最低限知っておくべきこと)を5ステップにまとめています。

これらの入門講座をマスターすれば、よくわからないまま損失を出すことはなく、自分のリスクに応じた運用を行えるはずです。

何か欲しい商品があるときには、機能や価格を調べてから購入するのと同じように、投資信託も内容を調べてから購入することが大切です。

当サイトでは初心者でもわかりやすい解説を心がけますが、補えない情報もありますので、あくまでも参考の1つにしていただき、ほかのサイトや書籍からもいろいろな情報を仕入れてみてください。

投資は、すべての人が必ず行わなければならないものではありません。

しかし、少額からでも資産を増やす意識を持ち、自分に合った投資方法で運用を始めることは有意義なことだと思います。

当サイトが、あなたの資産形成に少しでもお役に立てば幸いです。

投資信託に興味が出てきたら、さっそく下記のステップ1から進んでいきましょう!